1.お金に色は付いていない??
いえいえ、それは違います。
監理費のお金は、必ず4色のどれかが付いています。
1色:職業紹介費
2色:講習費
3色:実習監理費
4色:その他
2.4色のどれかを付けなければいけない(4区分の)根拠は、
次の条文にあります。
第37条 法第28条第2項の主務省令で定める適正な種類及び額は、
次の表の上欄及び中欄のとおりとし、監理費の徴収方法は同表の
上欄に掲げる種類に応じて同表の下欄に定めるとおりとする。
種類
職業紹介費
講習費(第1号団体監理型技能実習に限る。)
監査指導費
その他諸経費
3.機構の実地検査では、監理費管理簿の何を見ると思いますか?
監理費管理簿の支出に関するチェックポイントは、次の2点です。
①支出した監理費を4区分に分けて、記載しているか?
②支出した内容に対応する領収書等の証拠書類が整理してあるか
(支出の正当性を容易に確認できるか)?
です。
4.これらが確認できないときには、例えば、次のような改善指導
(原則、2週間以内に改善を報告)を打たれて、結構、大変な作業
が待っているかもしれません・・
「支出内容の正当性を容易に確認できない状態にあることから、令和
X年度から直近までの支出内容に関して、それぞれ対応する領収書等
の支払証拠書類を整理してください。」
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