(1)厚生年金保険の脱退一時金(だったい いちじきん)は、一度に全額を返す仕組みになっていません。
それは日本年金機構が脱退一時金を払い戻す際に、国税庁(こくぜいちょう)が所得税(20.42%)を徴収(ちょうしゅう)するからです。
そこで外国籍の方がこの所得税を返してもらうためには、別途、還付請求(かんぷ せいきゅう)という手続きが必要です。
(2)では、この還付請求(かんぷ せいきゅう)を、どうやってすればよいのでしょう?
それは、日本に住所を持つ人を納税管理人(のうぜい かんりにん)として選び、この納税管理人に還付請求を代理してもらいます。日本に住所を持つ人であれば、国籍に関係なく、誰でも納税管理人になることができます。
(3)納税管理人が見つからない場合には、モーツアルト行政書士事務所の代表である石野健吾が納税管理人をお引受けします(手数料は定額 22,000円、税込)。なお、脱退一時金をご自分で請求する時に、請求書面の書き方がわからないという方には、説明と還付請求をセットでお引受けします。
(4)脱退一時金支給決定通知書を失くした方は、通知書の再発行と還付請求を、お引受けします(手数料は定額33,000円、税込)。
(5)厚生年金保険の脱退一時金と還付金のサービス専用サイト https://mozart88.sakura.ne.jp/mozart88/ でお申込みください。
サービスA:これから脱退一時金を請求する方が対象です。脱退一時金の請求書面の書き方を説明し、納税管理人をお引受けします(注意:だったい いちじきん を請求できるのは出国後2年以内です)。
サービスB:脱退一時金支給決定通知書(だったいいちじきん しきゅうけっていつうちしょ)を持っている方が対象です。還付請求(かんぷせいきゅう)できるのは、脱退一時金を受け取った翌年から数えて5年以内です。
サービスC:脱退一時金支給決定通知書(だったいいちじきん しきゅうけっていつうちしょ)を失くした方が対象です。通知書の再発行と還付請求します。
厚生年金保険の脱退一時金と還付請求のサービス専用サイトはこちらです → https://mozart88.sakura.ne.jp/mozart88/